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「切手帖とピンセット」 [新着ごあんない(本)]

BLIND BOOKSさんのご紹介で、取次店売所に行ってまいりました。BLIND BOOKSの店主は、わたしの元職場の元上司でもあります。そして兄な感じです。頼れるというよりは、7人兄弟くらいいる中でなんかいるよね的なそれぞれお互いを距離を置いて見合っている感じです。(以後「兄」と書きます。)

兄もつい最近ですが、高円寺に店を出しました。まったく趣は違います。利根川クラスに大きく向こう岸な感じです。でも、「番線」を持っていない本屋であることは変わりません。最近は多くなってきました。番線持っていない書店。あ!うちも。

「番線」というのは、新刊書店さんが取次(本の問屋さん)と契約をした上でもらえるハンコです。が、さまざまな役割があるので、ハンコのようなものです。それは住所の役割にもなります。それを押すことで、お店にきちんと届き、きちんと代金請求がきます。契約するのに結構なお金がかかります。それによって、いいこと、悪いこと、あんまり変わりがないことがあります。それはまた別のときにお話できるかもしれません。

兄から取次を紹介するからと電話がありました。

以前から考えていたのですが、個別に取引していただく出版社にもさまざまで、取引が煩雑でめんどくさいというのは覚悟の上でしたが、直販の受け入れ体制がうまくいっていないところと、もともとしていないというところがあります。それは、これからの中で試される問題かもしれませんが、とにかく、その差を埋めるにはどうすべきか、というのがひとつある中で、店売も、まだ今この状況ではやむを得ないのかな、と思い始めていました。

書店員時代には取次店売は何度か行っています。とっても楽しいところです。たくさん商品があって、しかもその時はツケで買えていたものですから、年末仕入れすぎ、大人なのに目から火が出るほどげんこつをくらうなどということもありました。

でも、やはり目移りしちゃいます。

と、前置き長くてすみませんでした。

ここで新着のご案内です。

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切手貼とピンセット」です。年賀状を出す方がここ数年減りつつあるという話がありますが、切手を手にされる方というのは、そのような環境でどれくらいいらっしゃるのでしょうか?

切手は「くらしの絵画」です。
80円、50円(それより低い金額のものもあります)で、誰かにプレゼントできる「絵画」です。
四角だけかと思えばさにあらず、で、かわいいものもあればパンチの利いたものもあります。

中はネットでもご案内があるので、そちらを。

本来は月兎社さんからお取り寄せしたかったのですが、もろもろ事情があり、今回は取次に。
もしかして、次回、ご案内できるかもしれません。



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ナカムラ

私はフェイクの切手を作っています。アーティスト・スタンプといって世界中に作家がいます。
by ナカムラ (2010-01-29 11:14) 

4560070512

コメントいつもありがとうございます。

〉私はフェイクの切手を作っています。

そうだったのですね。失礼ながら「アーティスト・スタンプ」というのを、初めて知りました。日本国内より世界の方が盛んなのでしょうか?

本の問屋さんで、「切手貼とピンセット」を物色する際にぱらぱらと見ながら、送る人に贈る気持ちになれるから切手はやはり好きなのかもしれないと再確認していました。

直接、月兎社様とも連絡が取れたので、お買い上げのお客様に特典がいただけるかもしれません。そのときには、また告知をさせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。
by 4560070512 (2010-01-30 16:37) 

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