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石英書房さんに行ってきました。 [ひぐらし硯 日々のこと]

CIMG2440.JPGGWだというのにカレンダー通りに火曜日定休にして、念願の石英書房さんに行ってまいりました。

と、普通ならここで写真のひとつも撮っておくべきなんでしょうね。は~(溜息)

何かあっても撮影する習慣がまったくないのでこうなってしまいます。どんなに貴重な瞬間があったとしても、カメラに一時でも気を移すことができません。まったくもって、器用じゃないんで困っています。

ということで、石英書房さんのサイトのリンク貼っておりますので、そちらをぽちっと押してください。

石英書房さんは、実店舗としては同期生。でも、あちこちブックイベントに参加されているおり開店からすでに、ベテランな、もしくは中堅どころな風格があります。同じくお店を出す頃というのをきっかけに知り合いに。以前、石英書房さんがうちのお店にいらしたときに、「わたしには蔵書だけしかとりえがないので・・・」と謙遜されていましたが、その「蔵書だけしか」ってさりげなくおっしゃるその言葉に驚いてしまいました。

まだまだ不慣れな部分もあって、古本と定価商品の配分であったり、お店の個性を出していく作業が難しく、ばたばたとして落ち着かない気持ちばかりが先走っておりますが、石英書房さんは石のごとく動じずに落ち着いたものごしでお店におられ、わたしも早くああなりたいものだと思いました。

と、迷いに迷って購入したのは、『金閣寺』。

一ヶ月ほど前に、お客様に『金閣寺』を読みたいわと希望され探したことがあります。

文庫が希望ではありましたが、文字も読みにくくなってきているというお話もされており、何気ない会話の中からできるだけの推測をして、そのお客様に「最適な『金閣寺』」を見つけたいと思いました。

が、その時にはわりと軽く考えていたかもしれません。前の文庫よりも改訂版のほうがいいかしら?それに『金閣寺』です。古書で見つかるだろうと思っていたのですが、これが意外に見つからない。よくよく調べたら、その2、3日前に新聞で話題にあがっていたようです。みなさん気になって買われた方が多かったのかもしれません。

なんとか見つけたのですが、今度は自分が不思議と読みたくなっていました。そうかといっても積んであるままの本もあるわけで、自分の分は出会ったらで、と思っていたら、石英書房さんですんなり見つけてしまった、この脱力感。

今、値つけ作業しながら、チラ読みしています。
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石英書房

ひぐらし文庫様、先日はご来店頂きましてありがとうございました。
子供達も喜んでおりました。

こんなふうに表現して頂きとても嬉しいですが、落ち着いているなんてとんでもない・・・!
このときは勿論、日々おたおたしています。

私からすれば、ひぐらしさんこそいろいろな角度から個性を出していらして素敵だと感じています。同期生というより、やはり「先輩」です!
お店も雑司が谷も大好きですので、また伺わせて頂きます。
今後ともよろしくお願い致します。
by 石英書房 (2010-05-06 11:21) 

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