SSブログ

杉浦貴美子写真展 [猫と自転車(他・情報)]

杉浦さんの写真展に行ってきました。
DMsugiura.jpg

杉浦貴美子写真展

2010年7月14日(水)~2010年7月25日(日) 
11:00~20:00 ※最終日は17:00まで 火曜日休館

東京都中央区銀座5-7-2
三愛ドリームセンター(受付9階)
RING CUBE ギャラリーゾーン (地下鉄銀座駅A2出口出てすぐです)

火曜お休みってことは、わたしはいけないのか?
なんとか時間をこさえて行ってみました。やっぱり、よかった。

アクリルの板にはりこんだ各々の壁は、宝石のようにピカピカ光ってきれいでした。きっとそうした色映えするものを選んだのかもしれません。行ったのは閉館間近の7時半でしたので、ちょうど日も暮れて、銀座の街も宝石のようにぴかぴかと光っておりました。

そうそう、いつもは、会場は全面壁らしいのですが、せっかくならばと、見晴らしよく銀座の街を一望できるように、会場の一角の壁を取り外しています。街歩きの楽しさも伝えたい杉浦さんの気持ちがよくあらわれた会場でした。

そこには、3台のipadがあり、1台ごとに違う壁が収録されています。グーグルの地図ような画像を指定の箇所を指で押したり、横にある地名をさせば、壁が現れます。壁も地図も、指で引き伸ばしたり、縮めたり、画像も自由に動き、どこの場所にどの壁があるのかもわかるようになっています。香港に行ったときのものは、『壁の本』刊行後の最新作品なので、是非見てみてください。中国ぽいという感じでもないのですが、色使いはやはり独特かもしれません。家のマークも謎です。写真は陰影がうまく出ていて、また写真集とは違った風合いが感じられます。最後の1台は投稿用で、みなさんで撮影した壁になっていました

最初はあちこち壁を見ていくのに夢中で気がつきませんでしたが、だんだん、俯瞰した地図から壁の配置を見ると、川べりや海沿いの壁が多いことに気がつきました。きっと潮や水分の関係で、腐食が多く見られるからかもしれません。

おそらく、腐食した壁などはご近所の方々にとってはやっかいもので、面倒以外何ものでもないのかもしれません。でも、愛でる人から見れば、これ以上にいとおしく感じるものはないのでしょう。

人によって見方は大きく違うのかもしれないけれど、見方をちょっと、角度を少し変えてみるだけで、見るものは変わるものなのかもしれないな、と、思いました。

と、そんな感想をまた夢中になって、閉館ギリギリまで杉浦さんに話しており、杉浦さんにずいぶんとまたご迷惑をおかけしたようにも思います。ありがとうございました。

スカベーフ通信販売始めました。[本]
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。