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東京国際ブックフェアに行ってまいりました。 [猫と自転車(他・情報)]

CIMG5305.JPG今年も東京国際ブックフェア(7月7日~7月10日)に行ってまいりました。本当はこのブログに書くかどうか迷いましたが、ここ一、二年の書籍特に紙の本の状況の変化は激しいもので、それを表すかのような会場の雰囲気に、やはり記しておいた方がいいように思いました。

会場は撮影禁止。皆様に拙文でお伝えするのに心苦しいですが、少し、お付き合いください。

実は恥ずかしながら招待券をいただいたのは文具・紙製品の方で、ブックフェアの方はお呼ばれしておりませんでした。でも、大丈夫!事前でしたらネットで無料で参加できます。もちろん、一般の読者の方も参加OK。業者であれば名刺(2枚)あればベストですが、それもあらかじめ記入するものを書けば入場可能です。

昨年は「電子書籍元年」など言われ、電子書籍の話題が多くありましたが、ipadやKindleなどのハードや、電子書籍を販売するサイトがやっと出てきた段階ですから、まだまだ人が追いついていない感じがありました。

今年は、電子出版の会場の膨れ上がりが半端ではなく、さらに活気もありました。おそらくこれは、気分的なものではなく、照明器具の効果で、明るい=華やかなど、設備の問題も大きく影響していると思います。また、一昨年くらいでしたら、「この編集ソフトで〇〇人人員削減!」とプラスなんだかマイナスなんだかわからないトークがマイクから流れてきており、寒い思いもしましたが、販促活動もより活気があふれており、配り物をする人々もだんだん増えています。すごく欲しいわけではないのに、なぜか嬉しいものですね。

それに、いわゆる出版社と呼ばれる専門編集の会社の皆様よりも、外部のIT関係の企業の方も多くなり、社名が並ぶ一覧も、見たことのない社名が多く見られました。本気と書いて「マジ」と読む(というのは冗談ですが)マジ商談したいッす!というガッツあふれる感じでもありました。まさに「これから」分野なのだという感じにあふれまぶしい。これは照明の効果ではなさそうです。

他の展示会にも行ったことがあるので、比較しますとIT関係の上上な感じの雰囲気(いい意味で)ではなく、ゆったり感はありました。やはり更新や変化が秒単位の企業はどうしても、基本、すべてが秒単位になりがちで、ゆったりなわたしにはなじめないところもあり、でもこれは普通の方でも感じるところではあると思います。なので、どうぞおびえず、一般の方も足を向けられても電子書籍に触れられるいいチャンスなので、今年は明日しかありませんが、是非、お勧めします。

電子の方はさておき、紙の本のブースを中心に見てみると、圧倒的に、バーゲンブック(自由価格本)や出版社在庫の割引本が多くでておりました。今年の状況によりかもしれませんが、これは来年もっと多く見られるかもしれないと思いました。

新作云々というよりは、既刊のお披露目目的という感じの雰囲気、「わたしたちはこういう本をだしました」という感じでしたが、業界に関わる人ならいざ知らず、書店に足を向けるのは月一あるかないか、であれば、当然の用に、面白い出来事(本)に出会えません。ならば、こうしたところで一斉に出会ってみるのもいいかもと思います。もちろん、宅配業者もすぐ横に控えているので、手ぶらで帰れます。

新刊書店さんにはちょっと耳の痛い感じではあるかもしれませんが、それでも、人は本を読んで(物語に)飽きるということはないように思います。本を読み終えて、次の本を読みたくなる間隔は多少他のものに気を取られてしまっており、長くなりつつあるかもしれません。

でも、その次に出会う場所は書店かもしません。
そうだと嬉しい。そうしなきゃと、思いました。
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