SSブログ

猫の本棚 (サイン本) [新着ごあんない(本)]

木村さんは、わたしよりも十近く若い。
でもどうして、ああして悠然としていられるのだろうと思う。時間の流れが違うのか。
何を食べるといいのだろうか?お酒は強い方が・・・いいのだろう。秘訣は教えてくれぬものなのか。
お会いするたびに、なにか粗相をしていないかどうか、気になってしまう。

CIMG5387.JPG『猫の本棚』 木村衣有子 平凡社 ¥1470 

前回、木村さんのリトルプレスをご案内したのですが、そのときには、なにやらわかりにくい感じだったと不評を周囲からいただき、ほんとうに失礼しました。

と、いいましても、これ、毎度のことではございまして、例えがわかりくいというのはよく言われます。自分の中では、一番近い感覚はなんだろうと過去のうすっぺらい経験をひも解いてみたんですが、結局、そうした肌感覚は得てして、周囲からはなんの意味もないものとなるのは、よくあることなのですね。は~。

CIMG5384.JPG今回はサイン本をいただきました。

木村さん、ありがとうございます。毎度のことでとても少ない数なので、恐縮2割増でおりましたのも、きっとこのせいもあるかもしれません。

さて、今回は「よそいき」?な表現でいきましょう。

最初読んだときは、「猫の本の紹介」というよりは、もうすでにそれを題材にした感じの「作品」だなぁ~と感じました。とはいえ、題材にした本以外、その作家さん個人や、他の作品からくるものもすべて咀嚼したうえでのものだからなのかもしれません。入口は「猫」かもしれませんが、作家論ともいえなくもないように思います。だから、読んでいくと猫というよりはその書いた作家さんや写真家の方などに目がいくのはそうなのではないかなと思います。

それに合わせて本のつくりも、カバーの白の色味も光っているような感じの紙。ちょっといいモノをいただいたときに出てくるような紙の色合いです。品がいいですね。デザインも活版っぽい感じの文字体を、猫の絵にして配置するなど、洒落っ気もあったりして。本書内も幾分文字の大きさが小さめなのですが、それが、新しいのに古さを表現していて、内容と合わさって好ましく感じました。

・・・と、なんかそのまま書くと上目線だ。偉そうで気恥ずかしい。

と、いうことで、おまけ。
この本を前回のようにしてお伝えしてみますね。(ここからはどうぞお好みで)

おっと、忘れるところだった(汗)

「味見はるあき」¥500[本]

も、合わせてよろしくお願いいたします。

**********************************************************

着物を着る女性を見かけると、ああ素敵とおもうのだけど、なんとなく気がひける。お友達になれるのかしら?とちょっと心がひいてしまうことがある。

着物を着ている女性はなんとなく大きく見える気がする。どうしてなのだろう。

内面も教養を備えているきがするからか。きっと着物は「格好」ではなく「考え方」だからなのかもしれない。だからこそ、かなわないな~というためいきが出てしまう。それは「着物」だけじゃなく、考え方で着るファッション。そういうファッションがある。おそらく格好だけじゃなく、考え方から自分を直していかないと、きっとその女性たちとは仲良くなれないのだ。

でも、気になるし、少し、やってみたい気もしたりして、あこがれる。

そんな感じの本です。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。