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『三時のわたし』 [新着ごあんない(本)]

CIMG5472_copy.jpg感じ方というのはひとそれぞれで、言葉にできないところをなんとか苦労して言葉に当てはめているわけで、いい本というのはたくさんの意味があり、どういうものが「いい本」かというのは結局考えても答えは出そうにありません。

この『三時のわたし』を見て、「いいほん」とすぐにそう思ったのでした。でも、それだと、ただの感想で終わってしまうので、身体をきゅるきゅる捻り、考えてみようと思います。

いい本のよくある特徴として、
知ってる?っとお知らせしたくなるようなエピソードを持つものだったり
買おう!という、タイミングや価格などに恵まれているものだったり
持つことで自分の価値が生まれたり、なにか周囲のひととつながることになったりと、ありますが、

この本はくすっと笑え、それを誰かにお知らせしたくなる気になり、
ほんとに全国どこにもあるってわけじゃなさそうで、買おうかしらと心揺らぐ値段だったり、
毎日、こっそり細かく読んでいくたびに、お友達になったような感じもするし、
きっと誰かが読んだあとお知らせしたくなるので、それを耳にしたら、
やっぱり「そうだよね」とひとりごちたり。

言葉にすればするほど、なんか、違ってくるようでもあり、近づいているようでもあるような。

そんなときであっても、ハルミンさんは、イラストでそこはかとなくうまく足したりして、うまいとこつくな~と思いました。


『三時のわたし』 浅生ハルミン 本の雑誌社 ¥1680 [本]

通信販売承ります。
いま現在、サイン本はございませんが、サイン本も入荷予定です。



それから、




その前にも度々でている、おばあさん、11月3日3時のわたしで、森の動物家族の絵がごっそりでてきたが、わめぞTVの「おかんアート」につながるのですね~。

こちらもどうぞ。第三回まで放送しています。


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