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ご報告2つ。 [ひぐらし硯 日々のこと]

事後報告になってしまいますが。

6月7日(木)に、東京MXテレビの「5時に夢中!」という番組内で行われています、「装丁ジャンケン」に出演させていただきました。取材はちょっと前にあったのですが、放映日が定かではなく、もしかして使われないかもなんて、しょんぼりしていました。本の外側と内側の良さを紹介させていただく機会なんて、今までなく、お話を聞いたときは店の天井に頭がつくほど(嘘)ジャンプしたのですが、取材を受けてみれば、あまりの自分のコメント力のなさ、機転のきかなさに、なんておまえは反射神経が鈍いんだっ!と膝を割るほどたたいて悔んでいました。

ご紹介した本は、浅生ハルミンさんの「三時のわたし」です。
ほんとにおもしろいし、軽くて、すぐ読めて、何度も繰り返し読んでも、「くすり」と笑えるのに。



nishiogi.png6月2日(土)に行われました、
倉敷、蟲文庫田中美穂さんとの対談では多くの方にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。

田中さんは個人経営の本屋さんとして18年というキャリアですし、それに、男女問わず、若い人が古本屋を始めるというようなさきがけに近い存在で、著書も出されるほどで、お話をいただいた時点から、はたして話が噛み合うのだろうか?と、ものすごく怯えておりました。キャリア違いすぎ!

噛み合うといっても、趣味とかそんな話ではなく、きちんと質問したりできるのかしら?ということで、普段、お誘いいただいて呑んだ席で話すのとは違って、会場にお越しの方々にお聞かせするわけですから、やはりわたしもちゃんとしていないといけないんだよな~なんて、ぼんやり思っていたのでした。結局、なにが「ちゃんと」なのかもわからないままなのに。

心配で足がガクガクしておりましたが、会場の方々から温かく見守れ、西荻BMの方々に助けられ、なんとか終えることができました。

西荻BMの方からお話をいただいたときに、一も二もなくお受けしたのは、西荻窪のこけし屋さんでやるとお伺いしたからで、実は、その向かいの、今では自転車屋さんとドラッグストアになっている箇所に、かなり昔、西荻パームガーデンという、わたしが勤めていた会社で出していたお店がありました。

そのオープニングスタッフとして書籍担当をされていたのは、わたしに書店の仕事を教えてくださった人です。当時入社2年目でなにもわからない状態で、西荻パームガーデンという、雑貨、食品、書籍などを扱う複合店舗で書籍全般を担当し、時には、問屋(取次)さんで、欲しい雑誌が手に入らないため早朝倉庫が開くのを待ち、同じく並んで待っている個人商店の書店店主に教えてもらいつつ、本を売ることを憶えた方です。

『「本屋」は死なない』でも元上司として書かれておりますが、「書店」というものに区切らず、仕事の仕方を教えてくださったという方が正確かもしれません。

わたしは一度もその職場で働いたことはありませんが、元上司にとって「原点」と思っていらっしゃる地、場所で迎えていただいたということは、やはりわたしにとっても光栄なことでした。

本当に皆様、ありがとうございました。


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