SSブログ

本は誰のものなのか?「アルネ」の場合 [店舗情報]

古書を扱うことに抵抗はないのですか?とよく聞かれます。

絶対にないと言えば嘘になりますが、古書というのにも白っぽいとか黒っぽいとか言われることもありますし、一概に古本屋さん=ブックオフでもありません。それに、地方に行くとブックオフも古本屋さんも新刊書店も同じ本屋さんと思っていらっしゃる方も多いと聞きます。本を扱っているのだから「本屋さん」だという話。それはごくごく当たり前です。

うちで扱うのはもっぱら「白っぽい」ものです。なので、先述した質問をされるのもわかります。

でも、ひとつ、以前から古書の売り方で考えていたことがあります。
それは自分も感じていたことだったので、
きっとわたしと同じ気持ちの人っているんじゃないかと思っていたことです。

ずっとずっと持っているのだけど、どうも今の暮らしには必要ない。
でも売るわけにはいかない思い出の本。
誰かに楽しんでもらえたり、読んでもらったほうがきっと自分の本だって幸せに違いないのに。

ただ、それを売るというのはどうにも忍びない。
ただ単に売るということは、ためらわれる。

なので、売るという行為そのものに、変化をくわえてみませんか?と声をかけてみました。

3529287

これはほんの一例です。

3529288

手に触れて、見て、楽しく持ち帰ってもらいたい。というご希望でした。
それが開店のときにはできずに、そのまま見ていただく状態にしていましたが、試行錯誤のうえやっと。

一緒に売り方、考えてみませんか?

できるだけご希望に沿う形で、販売したいと思っています。
今までの書籍販売で培った経験を活かし、いろいろな方法をご提案したいと思っております。

ご連絡をお待ちしております。

【電話番号&FAX】
03-5944-9968

【買取専用アドレス】
higurasi_books◎yahoo.co.jp → ◎を@に変えてご送信ください。
nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 3

コメント 2

kjisland

ひぐらし文庫は、本屋さんなのですね。
たった今、ナカムラさんのブログから
飛んできました。とても素敵なブログ
で味あわせてもらっています。う?
言葉が変でしょうか?
by kjisland (2010-02-26 23:44) 

4560070512

いいえ、いいえ、こちらこそ、
ありがとうございます。

まだまだ、至らぬ感じであわてていたり、
迷っていたりしております。

一つ一つ丁寧に作られている作家さんに
お声かけして、お話をしながら売り方を
決めていく、とても、ゆっくりとしか進めない
本屋さんです。それでもご来店していただく
お客様に、少しでも作り手、古書の場合は
所有者の、気持ちを出せるお店にしていければ
と思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。
by 4560070512 (2010-02-27 14:33) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。