12月のひぐらし文庫 [店舗情報]
12月。今回、ぱっと見でわかるカレンダーにもしてみました。
詳細は営業日カレンダーにてご案内しております。
緊急の場合はツイッター(@higurasibooks)でご案内しております。
また、12月11日(土)には猫毛フェルトのワークショップがございますので、ぜひ、ご参加くださいませ。
もう12月です。年の終わりです。
去年の今頃は・・・床を貼っておりました。
お店の床です。除夜の鐘が鳴る前の日に扉のニスを塗っておりました。
もうそろそろで一年がたとうとしています。
ここ一年、3つの質問をされまくりました。
ひとつはどうして店を始めたか。
ふたつめは、どうして雑司が谷にしたのか。
みっつめはこの店のコンセプトは?
この3つの説明を、今このブログで今更長々と話す強いハートもありませんので、割愛します。
わたしの実家は自営業であったので、学校を卒業して就職した時には、なぜ25日にしかお金がもらえないのか、身体で理解できずにおりました。なのに、慣れというものは本当に恐ろしいもので、現在、自営になって、25日に決まった金額でもらえるということが、なんてすごいことだったんだと身にしみて感じております。
もちろん、会社にいたと言っても小売業でしたので、同じ明日はないとずっと思っておりましたし、だからこそ就職したということもあります。ただ、お店を始めて、ますます「同じ明日」があるとは絶対に感じられず、明日がどうなるのかまったくわからないなと痛感しております。
明日どうなるのかわからないことは不安でもありますが、でも、会社の時には少しはあった、気負いという感じのものがなくなりました。
もしかして、明日、気が向いたら旅に出て、そこで本を売ることもあるかもしれませんし、お店を閉めて別の仕事をするかもしれません、そうかと思えば、別のところで「ひぐらし文庫」カラーが浸食することもあるかもしれませんし、世の中でいう、発展や後退するという言葉ではないところで、考えているように思います。
でも、きっと、本を読むことはやめていないと思います。
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