約束 [お店ができるまで]
古物商の免許が取れました。
今ある在庫は、自分で持っていたもの、そして、譲り受けたものです。わたしが店を出したいと相談した方々から、それならばといただいたものです。当然のこと、周辺は本を大事にしている方が多いのと、これもそうかもしれませんが、年齢も近いため、おもしろいねと思うものが似ています。
みなさんからはそれぞれ条件をいただきました。
ある方からは、
自分の思い入れがあって売るのは忍びないけれど、誰かにその場所で楽しんでくれるならいい。
またある方からは、
本当に欲しい人に買える値段にしてあげてほしい。
本当に欲しいという人、今までの経験で判断できるよね。
などなど。
自分でもまだ確実に店舗計画が固まっていなかった時期もありましたので、そんな方々のお話を聞きながら、そんな「あってほしい」というお店の要素を入れつつの、仕入作業でした。ひとりひとりと、お話し合いながらいただきました。
一方、当たり前ではありますが、周囲でも冷静な方はおられ、「それで商売できるの?」と言われます。
どうなのでしょう。
まだ開店したばかりだし。
未だ出版社オーダー商品(新刊書)と、古本との割合は決めかねておりますが、今のこのお店の空間をよしとしていただける人にとって、次回ご来店された際に、新しい発見があるような品揃えにしていきたい、それができればいいなと思っています。
もし、お店に来ていただいて、ここでなら自分の本を並べて(売って)もいいと思ってくださったとしたら、とってもうれしいです。スペースとジャンルが限られておりますので、全部ご期待に添えることができないかもしれませんが、ぜひ、ご相談させてください。
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