保健所の審査

喫茶を営業するには、2つの関門あります。

ひとつは、食品衛生責任者の資格をとること。
あともうひとつは保健所で営業許可を審査を受けてもらうこと。

資格は受講すれば取得できます。昔は2日に亘ってのものだったようですし、東京で取得しても別の都道府県で営業する場合はまた取得が必要であったりしたようです。でも、いまは6時間になり、全国共通の資格になっています。もちろん、2本立てであり、営業許可を申請するまえにその地域での衛生管理についての条例もありますので、クリアも均一というわけではありません。ちなみに、東京はフグが厳しいらしいですよ。

実家は明治からある魚屋ですが、昔からあることで逆に目立ち、結構厳しいお達しがいろいろとあったように記憶しています。実家を出るまでわたしは生牡蠣を食したことがなくて、生食は家でも外でも口にするなときつく言われていました。大人になっては笑いのネタにしていたのですが、この店を出すにあったって資格を取るのに講習を受けて、初めて「健康な菌保有者」ということを知り、父に悪いことをしたと反省したばかりです。

そして、こんなことを長々と書くのか？といえば。

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約束

古物商の免許が取れました。

今ある在庫は、自分で持っていたもの、そして、譲り受けたものです。わたしが店を出したいと相談した方々から、それならばといただいたものです。当然のこと、周辺は本を大事にしている方が多いのと、これもそうかもしれませんが、年齢も近いため、おもしろいねと思うものが似ています。

みなさんからはそれぞれ条件をいただきました。

ある方からは、
自分の思い入れがあって売るのは忍びないけれど、誰かにその場所で楽しんでくれるならいい。

またある方からは、
本当に欲しい人に買える値段にしてあげてほしい。
本当に欲しいという人、今までの経験で判断できるよね。

などなど。

自分でもまだ確実に店舗計画が固まっていなかった時期もありましたので、そんな方々のお話を聞きながら、そんな「あってほしい」というお店の要素を入れつつの、仕入作業でした。ひとりひとりと、お話し合いながらいただきました。

一方、当たり前ではありますが、周囲でも冷静な方はおられ、「それで商売できるの？」と言われます。

どうなのでしょう。
まだ開店したばかりだし。

未だ出版社オーダー商品（新刊書）と、古本との割合は決めかねておりますが、今のこのお店の空間をよしとしていただける人にとって、次回ご来店された際に、新しい発見があるような品揃えにしていきたい、それができればいいなと思っています。

もし、お店に来ていただいて、ここでなら自分の本を並べて（売って）もいいと思ってくださったとしたら、とってもうれしいです。スペースとジャンルが限られておりますので、全部ご期待に添えることができないかもしれませんが、ぜひ、ご相談させてください。

お店情報

ひぐらし文庫

住所
〒171-0032
豊島区雑司が谷３-３-１４

TEL＆FAX　[phone]

営業時間12：00～20：00
（一部10時と誤りがありましたが、12：00開店です。大変失礼いたしました）

定休日　火曜日
（しばらく休業日は火曜だけですが、仕入の都合上お休みを設定させていただくことがあるかもしれません）

開店しました。

とうとうお店を出すことができました。
外観はこのような感じで、手製の看板です。
均一本もご用意しました。












古本と新刊書は一緒になっております。

新刊書には、よく新刊書店にあるようなスリップがピコっと出ています。古本には中にそれぞれスリップを入れおり、そこにお値段が書かれています。古雑誌にもスリップを入れております。こんな感じで。


もちろん、本と一緒に雑貨も入っております。

本棚の中にあるものは随時ご紹介させていただきます。









こちらがカウンターです。
ここでフレッシュハーブティーと珈琲、お茶などご用意しております。
パウンドケーキもあります。
メニューは後ほど詳しくご紹介したいと思います。








ここが作業定位置です。


と、ここで、

拙い技術であれこれ作業し、本当にまったく至らないところばかりでした。
商店会のみなさま、わめぞメンバーの方々にもお力添えをいただきまして、なんとかここまでこぎつけました。

また、お花もいただきまして、ありがとうございます。

本来なら直接ご挨拶しなければならないのですが・・・ほんとに手がいっぱいいっぱいで・・・できれば、少しずつでもお返ししていければと思っております。

開店日のお知らせ。

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。



開店日を聞かれておりましたが、どうにも自信がありませんでした。
聞かれても、いつもごにょごにょしておりました。

でも、お知らせしなれば・・・・もう、間に合わない・・・もちろん、開店日が9日ならば。・・・の話。

んん！なんて、そんなこと言ってたら、もう！きりがないぞ！と自分を叱って、DMはがきを作成。

あまりにも時間がないので、ここ一年お会いできていなかった方々を中心にして、
長年のお礼も込めながら一枚一枚コメントを付けていたら、一日、とっぷりと暮れていました。

どうぞよろしくお願いいたします。

最後の仕上げ

もうそろそと開店のお知らせもしなきゃならないという時期なのに、外扉のニス塗り作業が残っていました。

ニス。ちょっと、どころじゃなく結構臭うもの。周辺の皆様がお休みであまりいらっしゃらないときにと、この機会をうかがっておりました。そして、今日、塗装完了。やっと年が越せます。

最近のニスはとってもいい。におい？じゃなくて、乾燥や塗りの感じが。製品が良くなっているのでしょうね。

あ、あれ？下にある、なにやらなもの。気づいちゃいました？



先日食器類を買いにかっぱ橋にいったのですが、ついでに看板もとあれこれ物色していたら、これならもしかして・・・・ハンズのあれとこれで作れちゃうかな？と、材料を買ってきて作っちゃいました。これにコルクボードを乗せれば完成です。

なんか、加速してきた。

くじけそうになって。

年末の仕事納めになってしまうため、実は内装の一部作業を止め、発注、発注、発注と、Ｂダッシュしておりましたが、間に合わずな取引先様が何社かあり、本当に申し訳ないです。

そんなこんなで、2009年もあとわずかとなってしまいました。
と、軽く見送ったところで、わたしの2010年は簡単に来ない。

そんなところで燃え尽きてはいられない。
最後の力を振り絞り、引き出し棚を作ります。

思えば、一生に何度人間はネジをまわすか、統計などあるのかも定かではありませんが、おそらく、わたしは一生分の中のかなりな割合で、ここ一カ月、ネジをまわしています。



ありものに、滑車を付けただけなんですが、こんなにぴったり隙間に入るありものがあったことが奇跡。

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続々入荷案内

毎日、手さぐりで本の値付けと、雑貨の検品、陳列、新刊書籍の仕入れリストと連絡・・・etc・・・etc・・・etc・・・etc・・・etc・・・etc。ちょっとブログ更新が滞りがちではあり、ありがたくも様子見の電話などきちゃったりして、ほんとすみません。恐縮しつつ作業しています。

雑貨を仕入れるにあたっては、部屋で「さあ！本読むぞ！」とテンション上げるためのものだったり、プレゼントにもいいかな？と思えるものだったりなんですが、本を中心としてのお店なので、基本インドアです。

今回はちょっといい香りなものを入れてみました。



お香のサンプルが入っていました。
実物は・・・お店でご覧下さいませ。

またもや、自分で注文しておきながら、あんまりかわいくて死ぬかと思った。
箱開けて、ずっとかわいい！と言い続け、窒息しそうでした。ふ～危ない危ない。



これはキャンディー？？？？？
これも、やはりお店で・・・。

続・入荷案内

雑貨もやっとお店に。

ねずみ・きつね・てんとうむし・にわとり？？？？これはなんでしょう・・・。

注文したのに、外箱を開けてびっくりしました。

中身はお店で！

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不在のときには

郵便受けできました。

ほんとはアイコンもできたことだし、カットシートなどできれいに作りたかったのですが、もう発注を始めているので、荷物を受け取りそこねた場合の不在届をいれるのに、どうしても必要なんです。

で、結局、急ごしらえに。

ツメ甘し。