本日（3/11）の入荷

写真が光ってしまっています。

ビニールカバーをつける前に撮影しちゃえばいいのですが、我慢弱いので、仕入れたと同時くらいに
カバーつけちゃいます。あれこれして、汚れるのも嫌だし、やはりきれいなものを買ってもらいたい。

先日いらしたお客様の「古書は誰かが買ったということで、なにかを共有している気がしている」と
古書を買う理由として挙げていた言葉が、印象的でした。

ならば、古書よりも定価商品のコンディションは、よくしないといけないように思います。今は新刊を多く仕入れていますが、既刊をより長く売りたいと思うならば、今、自分の意識もそのようにしていかないといけないように思っています。

本日の入荷商品です。（写真・上から）

『文士料理入門』　狩野かおり　狩野俊　 　角川書店　（￥1050）
文士が作ったものや作中での料理を3つの工程で簡単に説明。一言で言えばそれです。「とんぼの本」や「コロナブックス」のようだったらもうちょっと（いい意味で）頭が重くなりがちなのだけど、軽くしあげているし掌中に収まるサイズというのがいいです。

『女の子のための現代アート入門』　長谷川祐子 淡交社　（￥2100）
独特のカテゴリーによって分類しつつ現代アートを紹介しています。「アート初めて」という人には文章はちょっと堅めかもしれませんが、その文章も、著者経歴も、そのほか全部ひっくるめて説得力があると思います。

『猫の目散歩』　浅生ハルミン　筑摩書房　（￥1470）
「ｗｅｂちくま」で連載されていました。文章も絵もデザインもいいし、あまりにあたりまえすぎてあえて言うこともないのですが、表紙の紙質も好きです。

『美術手帖　3月号　特集森村泰昌』　美術出版　（￥1600）
今回は森村さんの特集なので、入れてみました。

古書
『ヘンプ&ヒューターのアクセサリー』
『かわいい糸に出会ったら』
『小さなドイリー』