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『picnic360°』 [新着ごあんない(本)]

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『picnic360°』 おくがわじゅんいち ¥3150  通信販売もしております。[本]

先日、映画『告白』を観に行ったのですが、とてもよい映画でした。確かに、気持ちのよくないシーンは多く、さらに言えばどうして大の大人がそんなに子供に向かって総力かけて復讐するのか、と、思いたくなることもあると思いますが、命の大事さには大人も子供もなく、さらに大事な人の命にも大人も子供もないということなのだということなのだと強く思いました。

と、ここまで考えていて、それを強く思うのに、この物語くらい強烈ではないと感じ入ることができない自分を見つけ、本当にそれでいいのだろうかと深くため息をついてしまいました。

この『picnic360°』は、決してセンセーショナルなものでもなく、そうかと言って、正直言えば大傑作、どの作品よりもこれを見ろとは申しません。きっと、売り場にあったとしても、星のようにあまたある本の渦にかき消されるほどの、小さなとっても小さな本で、そして扱っている作品内容も、小さな、とっても小さな「気づき」です。そんなのエゴであって、そのエゴ(自我)が世の中に認められるかどうかってこととは別。正論です。

だから自主流通です。500冊ない限定数です。
もし、この本を偶然手にできて、気に入った方には相当金額でお譲りするというスタンスで。

その値段を聞いた時には、ちょっと安いのではないか?と昨今の印刷事情ではそう思ったのですが、よくよく考えれば、理解していただいた方に対しての想いと思えば。なくはなし。その金額は妥当なのかもしれないです。どうだろう。もうちょっと紙も含めての印刷技術が個人作業レベルでもいいものがあればいいのにと思うくらい。

CIMG3099.JPGCIMG3100.JPGははと息がもれるような程度の笑い。そんなこと、普段の生活にありませんか?

大声で言いたいほどじゃないのに、ちょっともらいしたい、おかしさやかわいさ、不思議。

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普段、内容撮影はしないのですが、著者の方にはおことわりして今回は特別に添付させていただきました。

本にするかしないかも、それが認められるか認められないか、どれくらいの人に認められるかも、紙一重です。だって、みんな日常でちょっと涙ぐんだり、心躍ったり、寂しいと思ったことだから。普通のことだから。誰にもできて、それでいて、やる人とやらない人、それを売る人それに対価を払う人がいるということ。みな、紙一重なのじゃないかと思います。だから、お金に換えることが難しく、「かけがえのない」ものなのだと思います。

この本でそう感じてくれたら、嬉しいなと思います。
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