土星 第3号 2011 [新着ごあんない(本)]
各地で活躍されている、イラストレーターさんたちが集まって作ったzine、「土星」の第3号を販売することにいたしました。
この「土星」というタイトル。元々はツイッターから端を発して、主宰主である方が個展を開くのに、一緒に展示することを呼びかけをしていたのですが、やはり残るものを作ろうと、作品を集うツイートしたら、各地からイラストレーターの方々、さらには幸いなことに編集デザインをしてくれる現編集者の方の申し出で、トントン拍子に本が出来上がったとのことでした。
今回の3号は「地方都市」みなさん各地にいらっしゃるというので、ネットでのやり取りが中心になるようです。それぞれの「地方都市」という言葉に反応した思いを、用紙に表します。
イラストを書いている方が文章も書いています。時には文章専門の方に依頼してイラストを添えることもあるそうです。なんとなく特徴ある紙と印刷なので「レトロ印刷さんですか?」と尋ねたら、その通り、とのこと。
それだと制約もあってなかなか難しいのでは?という問いかけも、その制約で楽しめる人が募集するたびに集まるので、まったく問題ないようです。
あまりの募集の多さに主宰主の方が掲載されないというなんとも皮肉な感じにもなっているくらいの大盛況。え!と、思わず、びっくりです。
版型にも触れました。なぜ、B4(247×350)変形サイズなのか?と。
画像では見えにくいのですが、表紙にはグラシンのような薄手の曇り紙がそえてあり、赤の糸で糸かがりがしてあります。昔の図版集にもこのような形があったようにも思いますが、そんな感じを思わせる作りです。ただ普通ならば、掌に収まるサイズ、ただイラストを生かすとなると週刊誌サイズ(B5)が妥当だと思いますが、2倍はする大きさで、なかなか御売りするお店さんも限られてくるだろうし、扱いに難しいだろうと思ったのでした。
確かにギャラリーショップや、アートを多く扱っているお店ならば、それを個性と受け取るお店さんもあると思います。売れる売れないは、そうした個性を愛おしく思う人が多いか少ないかの違いです。そして、その数差をわたしたち本を売る人間は知っています。だからこそ、その確認をしてしまうのです。
作り手の方にとっては聞くまでもない、余計な質問なのですが、あえて、そうした質問をして確認してしまわなくてはいられない。作り手の方も、お店はその作品の「ありのまま」を受け取るものだとおもわれているかもしれませんが、決して、「ありのまま」では受け取らないこともあるということを、そうした余計な質問により、お伝えしています。
と、ま、まどろっこしいこといいましたが。
感想として、赤の蟹のイラストは、インパクトがあってとてもすてきでした、他のもですが、イラストはやはり本業というか好き!というのが前面に現れており、わたしは文章なくても十分魅力的なのにと思いました。
この「土星」というタイトル。元々はツイッターから端を発して、主宰主である方が個展を開くのに、一緒に展示することを呼びかけをしていたのですが、やはり残るものを作ろうと、作品を集うツイートしたら、各地からイラストレーターの方々、さらには幸いなことに編集デザインをしてくれる現編集者の方の申し出で、トントン拍子に本が出来上がったとのことでした。
今回の3号は「地方都市」みなさん各地にいらっしゃるというので、ネットでのやり取りが中心になるようです。それぞれの「地方都市」という言葉に反応した思いを、用紙に表します。
イラストを書いている方が文章も書いています。時には文章専門の方に依頼してイラストを添えることもあるそうです。なんとなく特徴ある紙と印刷なので「レトロ印刷さんですか?」と尋ねたら、その通り、とのこと。
それだと制約もあってなかなか難しいのでは?という問いかけも、その制約で楽しめる人が募集するたびに集まるので、まったく問題ないようです。
あまりの募集の多さに主宰主の方が掲載されないというなんとも皮肉な感じにもなっているくらいの大盛況。え!と、思わず、びっくりです。
版型にも触れました。なぜ、B4(247×350)変形サイズなのか?と。
画像では見えにくいのですが、表紙にはグラシンのような薄手の曇り紙がそえてあり、赤の糸で糸かがりがしてあります。昔の図版集にもこのような形があったようにも思いますが、そんな感じを思わせる作りです。ただ普通ならば、掌に収まるサイズ、ただイラストを生かすとなると週刊誌サイズ(B5)が妥当だと思いますが、2倍はする大きさで、なかなか御売りするお店さんも限られてくるだろうし、扱いに難しいだろうと思ったのでした。
確かにギャラリーショップや、アートを多く扱っているお店ならば、それを個性と受け取るお店さんもあると思います。売れる売れないは、そうした個性を愛おしく思う人が多いか少ないかの違いです。そして、その数差をわたしたち本を売る人間は知っています。だからこそ、その確認をしてしまうのです。
作り手の方にとっては聞くまでもない、余計な質問なのですが、あえて、そうした質問をして確認してしまわなくてはいられない。作り手の方も、お店はその作品の「ありのまま」を受け取るものだとおもわれているかもしれませんが、決して、「ありのまま」では受け取らないこともあるということを、そうした余計な質問により、お伝えしています。
と、ま、まどろっこしいこといいましたが。
感想として、赤の蟹のイラストは、インパクトがあってとてもすてきでした、他のもですが、イラストはやはり本業というか好き!というのが前面に現れており、わたしは文章なくても十分魅力的なのにと思いました。
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