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リトルプレス新着2冊入荷ご案内 [新着ごあんない(本)]

東京蚤の市も無事終わりまして、本当に、みなさまご来場誠にありがとうございました。会場でのことはまた後日ご報告いたします。お店をお休みするのも気が引けるという感じでおりましたが、正直、参加してよかったと、会場にお越しいただきました皆様の表情を見て、強く思いました。

さて、リトルプレス新着2冊入荷のご案内です。

本当は、もう5月の最初の頃からご紹介もちらほらとしておりましたが、やっと、きちんとご案内できます。
『別冊少女パルチザン』は、これが創刊号です。方向は文科系女子の人間革命雑誌…と言っても、ちょっとわかりにくいでしょうか。ぶちゃけると、映画は「かもめ食堂」だけじゃないぞ。という感じです。否定じゃないけど、物足りない感、感極まって、な。随所に、練った感じのコメントが面白く、雑誌の「ブロス」や「SPA」が好きな人は、読んで楽しいと思います。・・・ただ、この本に心奪われる文科系女子はやや何かを「こじらせて」いるかとは。

そんなこじれを自分で感じている人は、是非、一読を。

次は、アート系リトルプレスです。

「Per.mur.」は大村タイシさんのイラストと中性子さんのテキストで構成された冊子です。こうしたドローイング(デッサン・絵)というのは、わりと第一印象が大事だと思っています。

どこにでもある、でも、どこにでもないと感じるという絵。それは凝視しては難しく、一瞬で見る感情を大事にする作業で、その時間感覚は、今の時代には、体感的に合う観賞方法なのかもしれません。

このタイシさんのイラストを最初目にしたとき、どこか、命というか、脈というか、鼓動というか、心臓の音が聞こえました。水を飲むのどの音とか。そうした、命を感じる音が見えました。命を感じる音が見えるというのも、どことなく変な表現ですが、そうした自由に赴くままの気持ちを言葉にする楽しみを与えてくれる、そんなきっかけになるのが、どこにでもある、でも、どこにでもない絵のような気がします。

反射神経のような感覚をいつも持っていたいなぁと思っています。
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