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買取査定の方法を考えてみました。① [ひぐらし硯 日々のこと]

3539930本っていうものはとにかく重いものです。

遠方の方じゃなくても、せっかく持って行ったのに買取の金額を見てがっかりするのはなんだかいやだわ~と思うのは決しておかしいことじゃありません。なにより「引き取れない」と言われてしまい、途方に暮れるということもよくあるようです。実際、お店に来ていただいた方の多くに、「引き取れない」本のお話を何度かいただきました。ここでもできないの?という方もいらっしゃいました。

引き取れない本はどこも同じかと問われたら、絶対とは言えない場合もありますが、ただ残念ながら、多くの方の「引き取れないのか」の本は、確率的に「引き取れない」率は高いようです。

確かに、流行りすたりというのはあります。もちろん、引き取れない本というのはそれだけには限らないわけですが、それでも自分が思うほど、「もったいない」と思う気持ちが相手に伝わらないということはあります。

それと、古本屋さんにも得意ジャンルがあると同時に不得意ジャンルがあります。オールジャンルだよというところでも、全部に平等に値を付けると同時に不平等になる可能性もあります。

でも、そんなこと言われても、いちいち考えてられないんだよねというのが本当のところ。

そこで、買取査定の方法を考えてみました。

まずは、今一度、わたしのお店はどのようなお店なのかというところから。

① 作った人の希望価格がある本(もの)を売る店です。

② お店に来た方、または店内を調べたうえで雰囲気がわかり、この本(もの)は自分には物足りない、もしくは難しかったけど、他の方なら大丈夫じゃないかしらという本(もの)を売る店です。

問題は、作った人の希望価格のあるものや本がかぶるということがあるかもしれない、ということ。同じものを並べて売ることはありません。あってもどちらかですが、優先は新刊です。それは作った人が得られる利益を考えるべきだと思っているからです。

店内でお売りするのは新刊書優先になるかと思います。ただ、どの出版社もこの小さなお店の大事にしていることを守ってくれるべく、商品をまわしてくれるという保証はまったくありません。普通に老舗の書店でも配本がないことがざらですから、できたばかりのお店で回ってくるはずもありません。これは悲しいけど番線があるなしでもなく、変わりのない事実です。

当然、新刊優先といっても、確保できない場合が大半だと思います。
ですので、新刊優先といいつつ、古本を扱う量は多くあるかと思います。

最近は新刊書店でも古本を扱うことが多いですが、こうしたことは一番ナーバスな部分ですので、あえて触れます。
触れるからこそ守りたいと思っております。

とくにお客様にお願いしたいのは、実用書(お料理の本や手芸の本)と海外小説です。

海外小説は日本の小説と比べ、若干価格がお高めです。それは多くの人が関わっているから仕方のないことですが、若い人やちょっと読んでみたいと思っているのには、その値段はかなり高いハードルになっています。若い人に「外の世界」や「未知の世界」へ常に目を向けるような環境があってほしいと思います。そのために、お読みになった海外小説をぜひ譲っていただければと思っております。

どうして、わたしが海外小説にそのようにこだわっているのか。今ご覧になっているブログの上に名前で「4560070512 さん」とあるかと思いますが、この数字、書籍検索していただければ、すぐにお分かりになるかと思います。今、ここにこうしているのは、この本のおかげ(せい?)です。そうした意味では罪深い本です。

このようなシートもお作りしてみました。

3506183


それから、

実用書に関しては、本だけではなく、例えばフェリシモの手芸材料もので買ったのはいいけれど、なんとなく、作りそびれたものなども承ります。これはお客様の声にもありましたが、案外、あの「〇〇の会」は余らすこと多いのではないでしょうか。

実は書籍商といいつつ、古物商ですので、「もの」も扱うことが可能です。

どうぞ、お気軽にお声かけください。

長々となってしまいましたが、最後に、

買取専用アドレスです。
higurasi_books◎yahoo.co.jp (←◎を@に直して、送信)

もちろん、お電話ファックスでも承っております。
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