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あるところに名古屋 [新着ごあんない(本)]

名古屋は一度行ったことがあります。知人に会いに行ったので、旅と言えるのかどうかわかりません。

以前の会社勤めをしていたときに、同期入社で唯一の女性の勤務地が名古屋でした。一緒に働くこともなく、離れ離れでなかなか話ができませんでしたが、つらいことがあっても、彼女がいるということだけで、どこからか力が湧いてくるような気がしていました。

彼女の紹介でいったところは、よくあるところの名古屋では決してないかと思いますが、話には聞いていたものや店、人などようやく直に見ることができて、とても楽しかったです。

CIMG5201.JPGおなじく、(と、恐れ多くて言えませんが)この「あるところに名古屋」は、京都で「ぱんとたまねぎ」というフリーペーパーを作成している方が、「BOOKMARK NAGOYA」実行委員のシマウマ書房さんの道案内で、たどる名古屋の旅の小冊子です。

表紙を開ければ、駅名標を模している頁などもあって、いよいよ駅に到着し旅が始まるという気分になりますね。

頁をめくると、ところどころで、レイアウトの工夫が見られ、目だけでも楽しめるようになっています。
CIMG5202.JPGCIMG5203.JPG










普通のよくある旅とは違って、行く先々で紹介される店も人とも、ぐっと心が近づくような気がします。

はて、読んでいる感じが似ている本がどこかであったような・・・と思ったら、les deuxさんの「東京旅行」のシリーズに雰囲気が似ているのですね。取材している方とお店の方の距離感が、遠すぎず近すぎずいい感じだなと思いました。

だんだんと頁が進んで、別紙で小さな頁になっているシマウマ書房さんの文章を読み、ほんのりとさみしい気持ちが移りました。

「あるところに名古屋」¥600[本]

街の中で暮らし働く人のつながりが感じられ、あたたかな光がみえる本です。


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