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不忍ブックストリート 一箱古本市 [猫と自転車(他・情報)]

20170430.jpg 4月30日はちょっと日差しも強いくらいの良い天気でした。もう19回になる、しのばずの「一箱古本市」に行ってまいりました。

 一箱古本市では、市の終わりに売り上げ発表があります。でも、ただそれだけではなく、審査委員が選ぶ○○賞といった、箱のなかのテーマや店主さんの個性に惹かれ選ばれる賞があります。わめぞも、その賞をだしており、その賞を決めるのに同行しました。

20174301.jpg 日暮里から千駄木、根津と、二駅くらいにまたがって、ぐるっとまわることができるように、一箱のお店が配置されています。スタンプラリーもあり、設置個所でハンコを押してもらいます。それがひとつの文章になっており、押してもらうたびに徐々に文章がわかってきます。今回、「古書ほうろう」からまわって、「花歩」、「谷中の家」と、まわり、最後に「旧安田邸」したために、最後まで文章がわからず、もやもやしながら回っておりました。

今、東京でも大きな商店街でも、シャッターが閉まっているお店は少なくありません。でも、不忍は細い路地にもお店があり営業されているのをみて、街の力を感じました。歩きながら、要所要所に一箱があるおかげで、街歩きもとても楽しく感じます。

今回わめぞ賞は「雨一二」さんでした。

別の場所で一箱店主をされている「雨の実」のお子さんです。店主さんの中でもおこさんと一緒にされている方もみかけました。同じく一緒に回っている方に、お子さんが一箱店主をされているという方もいらっしゃいます。

授賞式の、受賞の挨拶を伺いながら、矢野顕子さんの「GREENFIELDS」を思い出していました。おじいさんの腕の中にはいっていった子供が大きくなり、その子供が今度は「よくきたね」と迎えるという歌です。それが、ずっとずっとつながっていく。親から子供へ、子供から、その子供、孫へ。物語はずっとつながっていくし、「本」という「もの」をつなぐことによって、人も、時間も、つながっていくのだと思いました。

・・・って、とても感動しているけれど、冷静に考えてみたら、わたしの親やその上の世代の方々は同じような経験をずっと前にしているのでしょう。ほんとうは、ただ、年回りがそうした場面を見せているのかもしれません。だとしても、それが特別ではないのでれば、そのほうがより素晴らしいことだと思いました。

sino.jpg しのばず君にも会えました。おもいがけず、だっこもできて、大満足です。
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机上の灯台 [猫と自転車(他・情報)]

とても素敵な展示会のDMをいただきました。

toudai-dm3b[1].jpgtoudai-dm4b[1].jpg














赤井さんの個展豆本ワークショップは以前もご紹介させていいただきました。

机上の灯台
GALLERYみずのそら
2011年9月3日(土)~9月11日(日)
12:00~19:00(最終日~18:00) 月・火休

今回は他のかたの作品もあって、それぞれがテーマを元に作成している、活版印刷+αの作品展。
豆本、タブロー、版画、短歌、冊子など、 それぞれのアプローチで灯台を目指します。

赤井都(豆本)新作『Rainbow』ほか2種を予定
阿部真弓(版画)
尾田美樹(タブロー)
山羊の木(橋目侑季・石川美南)/海岸印刷(短歌)
山元伸子(冊子)

赤井さんはグラシン紙の封筒になにか細工をなさって作品に仕上げているとか・・・
機会を見て見に行かなければ!
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『古本ヲトメの夏祭り』 [猫と自転車(他・情報)]

201108091820000.jpg仕事の一日はあれほど長いのに、お休みの一日はなんて短いんでしょう。

あれも見たいこれにも行きたいなどと思いをはべらせながら、家周りのことをして、最後に洗濯ものを干している時には、おてんとう様も斜めになってきて、「あれ?おやつでも食べてお昼寝かしら」なんて、うっかりすると、しまいにはベットに傾いて夜になってしまいそうに。

ちょっとは自分も楽しんだゾ!という気持ちで一日を終えたい。
そんな時には近場ではありますが旅猫雑貨店さんへ。

現在、みちくさ市にも参加された、はなめがね本舗さんの古本や雑貨を集めて、「古本ヲトメの夏祭り」と題して開催中なのです。

201108091821000.jpg写真中央の「こけしのヘアゴム」今のものとは違いますが、だいぶ前に購入したことがあります。髪の量が多い人にはとっても便利。とっても重宝しております。よくよく見れば、だんだんグレードアップしておりました。

店内に飾ってあるモビールも凝ったつくりで、面白い~。

古本もこまめに入れ替える予定とのと。また、本日からこけしの本も出しているようです。

本棚からは芳しい乙女の香りがしました。

来月、9月4日(日)まで開催です。
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東京国際ブックフェアに行ってまいりました。 [猫と自転車(他・情報)]

CIMG5305.JPG今年も東京国際ブックフェア(7月7日~7月10日)に行ってまいりました。本当はこのブログに書くかどうか迷いましたが、ここ一、二年の書籍特に紙の本の状況の変化は激しいもので、それを表すかのような会場の雰囲気に、やはり記しておいた方がいいように思いました。

会場は撮影禁止。皆様に拙文でお伝えするのに心苦しいですが、少し、お付き合いください。

実は恥ずかしながら招待券をいただいたのは文具・紙製品の方で、ブックフェアの方はお呼ばれしておりませんでした。でも、大丈夫!事前でしたらネットで無料で参加できます。もちろん、一般の読者の方も参加OK。業者であれば名刺(2枚)あればベストですが、それもあらかじめ記入するものを書けば入場可能です。

昨年は「電子書籍元年」など言われ、電子書籍の話題が多くありましたが、ipadやKindleなどのハードや、電子書籍を販売するサイトがやっと出てきた段階ですから、まだまだ人が追いついていない感じがありました。

今年は、電子出版の会場の膨れ上がりが半端ではなく、さらに活気もありました。おそらくこれは、気分的なものではなく、照明器具の効果で、明るい=華やかなど、設備の問題も大きく影響していると思います。また、一昨年くらいでしたら、「この編集ソフトで〇〇人人員削減!」とプラスなんだかマイナスなんだかわからないトークがマイクから流れてきており、寒い思いもしましたが、販促活動もより活気があふれており、配り物をする人々もだんだん増えています。すごく欲しいわけではないのに、なぜか嬉しいものですね。

それに、いわゆる出版社と呼ばれる専門編集の会社の皆様よりも、外部のIT関係の企業の方も多くなり、社名が並ぶ一覧も、見たことのない社名が多く見られました。本気と書いて「マジ」と読む(というのは冗談ですが)マジ商談したいッす!というガッツあふれる感じでもありました。まさに「これから」分野なのだという感じにあふれまぶしい。これは照明の効果ではなさそうです。

他の展示会にも行ったことがあるので、比較しますとIT関係の上上な感じの雰囲気(いい意味で)ではなく、ゆったり感はありました。やはり更新や変化が秒単位の企業はどうしても、基本、すべてが秒単位になりがちで、ゆったりなわたしにはなじめないところもあり、でもこれは普通の方でも感じるところではあると思います。なので、どうぞおびえず、一般の方も足を向けられても電子書籍に触れられるいいチャンスなので、今年は明日しかありませんが、是非、お勧めします。

電子の方はさておき、紙の本のブースを中心に見てみると、圧倒的に、バーゲンブック(自由価格本)や出版社在庫の割引本が多くでておりました。今年の状況によりかもしれませんが、これは来年もっと多く見られるかもしれないと思いました。

新作云々というよりは、既刊のお披露目目的という感じの雰囲気、「わたしたちはこういう本をだしました」という感じでしたが、業界に関わる人ならいざ知らず、書店に足を向けるのは月一あるかないか、であれば、当然の用に、面白い出来事(本)に出会えません。ならば、こうしたところで一斉に出会ってみるのもいいかもと思います。もちろん、宅配業者もすぐ横に控えているので、手ぶらで帰れます。

新刊書店さんにはちょっと耳の痛い感じではあるかもしれませんが、それでも、人は本を読んで(物語に)飽きるということはないように思います。本を読み終えて、次の本を読みたくなる間隔は多少他のものに気を取られてしまっており、長くなりつつあるかもしれません。

でも、その次に出会う場所は書店かもしません。
そうだと嬉しい。そうしなきゃと、思いました。
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護国寺 骨董市 [猫と自転車(他・情報)]

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毎月、第二土曜日
有楽町線の護国寺駅(1番出口横)にある、護国寺で行われている骨董市に行ってきました。

朝の7時から午後4時までなのですが、またもや、お店を開ける前の散歩出勤で骨董市へ。

ここ数日の雨模様を忘れさせるような晴天で、会場はすでににぎわっていました。

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CIMG5150.JPG門をくぐると、骨董ブースが何箇所かあり、根付や鉱石、火箸、黒電話やカメラなど、比較的若めで昭和の頃のものが多く見られましたが、皿や鉄瓶など普段使いにも問題ないようなものが多くでていました。

骨董市といっても、フリーマーケットも同時開催とチラシにもうたってように、野菜や作家ものの陶器、食器などのブースもありました。野菜は農家の方がそのまま持ち込まれいるようで、土がついたままのネギやサトイモがおいしそうでした。

CIMG5149.JPGCIMG5146.JPGCIMG5147.JPG







本堂に向かう石段を上がり、もんをくぐると本堂脇にも骨董ブースがあります。華道のイベントもしていたようで、あちこちに生け花がありました。

本堂脇のブースも食器、美術品、着物、ブリキのおもちゃがあったり、ガラス細工があったりと、見ているだけでも十分楽しめます。朝早いうちの方が掘り出し物があるようですが、それは何度か足を運んでからで、まずはゆっくりと散歩を楽しむような気持ちで、門をくぐってみてはいかがでしょうか?

あれもこれもと、気になるものがたくさんあり、余裕をもって家を出たはずが、お店まで早歩きになってしまいました。

益子焼の作家ものの陶器。500円からの小皿があり、とってもシンプルで品よく、お手頃でよかったなぁ、買っておけばよかったと後悔しつつ、このブログを書いています。
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あいおいブックラボ [猫と自転車(他・情報)]

CIMG4957.JPGあいおいブックラボが先月始動しました。

相生の里という高齢者介護福祉サービス施設の1Fにある、「あいおい文庫」という図書室の管理者である砂金一平さん、「わめぞ」の中心、向井透史さんと、ミスター一箱市、編集者である南陀楼綾繁さん、三人が主催、古本部門、イベント部門と活動し、この3月26~27日にあいおい古本市を開催、期間中にイベントも多数予定しています。


ひぐらし文庫は参加しておりませんが、個人的に「こども一箱古本市」に目がいきます。

大人の方でも実感されることがあるかと思いますが、読んだ本というのはなかなか値段をつけがたく、それは自分の一部に値段をつけることから始まるので、本来の「ものの価値」ということを考えることができるチャンスかと思います。特に、読んだり見たりするものは、なかなかその価値を大人でも計ることはできず、「情報」ととれば途端に安くなったり、「思い出」になったら同じものでも国家予算に匹敵する値段でも手放せない。ただ、これも、思い当る方もいらっしゃると思いますが、自分が好きな本を好きな人はなんとなく共感がわき、お友達になれそうにも思えます。自然と会話が生まれます。不思議。

是非、お子さんとご一緒にその価値を体感して欲しいなと思います。

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古本めぐりが楽しくなる~古書から触れる「昭和」【岡崎武志さん古本講座のお知らせ】 [猫と自転車(他・情報)]

201011_02_76_a0134276_20491472.jpg【岡崎武志さん古本講座のお知らせ】

副都心線雑司が谷駅2番出口上にある、雑司が谷地域文化創造館にて岡崎武志さんによる古本講座が全3回で開催されます。

岡崎武志さんは『女子の古本屋』等、古書に関する著書を多く手掛けられていらっしゃいます。多くの古書店さんとの交流があり、また、みちくさ市をはじめ、自らも各地で一箱出店もなさられていらっしゃるので、さまざまな視点からお話をしていただけると思います。

『女子の古本屋』後半での一文、「『価値のあるもの』を買うのではなく、『自分で価値を作れる』人間は強い」は、「わめぞ」の中心でもある、古書現世店主向井透史さんからの言葉とのことですが、その言葉に深く感銘を受けるというのも、また、岡崎さんにも同様の実感があり、その言葉によって開かれたことが大きかったのではないでしょうか。

今回は、全3回とじっくり聞ける講座ですので、大阪ご出身である岡崎さん独特の語り口調からポンポンと楽しいお話をたくさんお伺いできそうです。

在住・在勤以外の方でも募集されているようですので、この機会にぜひ。
ご応募お待ちしております。

連絡先:03-3590-1253


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オレ流古本市の愉しみ方 [猫と自転車(他・情報)]

今日は、穴八幡宮の古書市に行ってきました。

正式には、「第25回早稲田青空古本祭」という名称で、会場の穴八幡宮は、東西線早稲田駅に降りてすぐのところにあります。

入口付近は芝生もあり、ちょうどお昼頃に向かったら、近くの早稲田の学生さんでしょうか、そんな感じの年齢の方々がまったりと購入した古書を読んでおりました。なんとのどかな午後。思えば学生時代、わたしもそれに似たような感じの一日を送っていたことをすっかりと忘れておりました。

ここからは、わたしなりの古本市の愉しみ方なので、あまり参考にはならないかもしれません。

ということで、
ドラゴンズ優勝(今はファーストステージというらしいですね)記念「オレ流」古本市の愉しみ方を。

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猫ととりと。 [猫と自転車(他・情報)]

猫、好きですか?

005000000012.jpg以前、「まこという名の不思議顔の猫」という本があったのをご存知ですか?

実は過去、ちょっとだけの間、まこのマネージャー?に近いような仕事をさせていただいたことがあります。まこの本が売れて、取材が沢山くるようになり、その取材の窓口に、・・・ってだけなんですけど。

本ではよくみかけていた、まこ。

実際、あっても、なんともおっとりとしていて、かわいらしいところもあるのだけど、ただ、どこか寂しい目をするような、不思議なのは顔だけじゃなくて、不思議な目をした、猫でした。どうして、そういう目をしているのか、それは、本を最後に読んでいただければわかります。読んだ後にすこし複雑な気持ちになりました。

s4lsoDSNG_200907031047000.jpg決して取材泣かせではないのです。というよりも、あらゆる要望にこたえるかのように、ちょいちょいカメラ目線だったりします。

わりと、フォトジェニック(女の子ですから)なこです。

mako01.jpg「まこという名の不思議顔の猫
 PHOTO EXHIBITION ごぶさた展

2010年9月23日(木・祝)- 10月5日(火)
10:00~21:00(最終日は17:00終了)

ロゴスギャラリー (渋谷パルコ パート1 B1F)
TEL: 03-3496-1287
〒150-0042 渋谷区宇田川町15-1
(JRほか渋谷駅より徒歩5分)

会期始まっております。
もし、お近くにお立ち寄りの際には、是非。

近々、まこグッズを、当店でも販売しようと思います。

と、・・・・・・

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古書 往来座「木村衣有子写真展」と豆本カーニバル [猫と自転車(他・情報)]

昨日からはじまった、木村さんの写真展を見てきました。
横にあるプロフィール写真・・・・・まぎれもなく、あの時の写真でした。

f0035084_1417883[1].jpgf0035084_14162343[1].jpg

食べものエッセイ集
『味見はるあき』刊行記念
木村衣有子写真展
9/1(水)から9/20(月) 
古書往来座小景にて


どの写真かは、会場で!

って、はぜじゃないことは確かです。


そしてこちらは10月になりますが、豆本カーニバルのチラシを雉虎堂さんからいただきました。

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